汗の臭い_ワキガの臭いなのかどうか
「人からワキガと言われしました。私はワキガです(か?)」・・・と。

汗を気にされて来院される方の中には、
その汗の臭いがアポクリン腺由来の臭い、いわゆる「ワキガの臭い」ではない・・・ことがある。

大切なのは、
ワキガのような気がする(自己診断)のと、ワキガ「腋臭症」である(医学的診断)のとは区別して、診断をお伝えし、説明することと考えている。。
普通汗で少し強めの臭いは多汗症であることがある。
手術で取り除いてあげることができる体臭を見極めて治療方法を判断して説明するようにする。

ワキガ手術は、ワキガ臭の元であるアポクリン腺を外科的に切除してワキガ臭を除去する方法。
術後の期待は、アポクリン腺を取り去った分ワキガ臭が減る効果が得られること、
全部取れればワキガ臭に限っては無くすことができる。
ワキガ手術「腋臭症手術」(保険)は、ワキガ「腋臭症」(診断名)に行う治療方法。

一方で、診断に該当しない方では、アポクリン腺除去が難しく、手術は行わない。
ワキガ「腋臭症」の臭いではないと診断を告げる。
診察をうけて直後に、ご本人の心が多少とも晴れて軽くなって感じる方もいるのである。
# by Dr-komune | 2015-08-31 12:56 | 治療について
腋臭症(ワキガ)_片側だけニオイが気になる
汗の悩みがある方の診断として汗のニオイをテストすることがあるが、
テスト結果によるワキガ診断で、左右差がある場合がある。
また、片方だけに問題となるニオイがあり、反対側にはニオイがほとんどないことがある。

ご本人はテスト結果に思わず「意外です・・・」という方もいる。
ニオイとは非常に主観的な要素が含まれるものである。
# by Dr-komune | 2015-08-08 15:22 | 日常診療の一コマ
埋没法の抜糸後_表情の変化
悩んでいた糸を取り除いてみると、皆さんの多くは表情がはっきりと明るくなる。
二重になりたくて糸を入れたわけで、
糸して辛い思いをされるのではないかなと思ったが、意外にも逆の反応・・・
「取れて嬉しい」という声を聞く。

抜糸直後より、何日か経過して診察したときの方が更ににこやかになっている。

抜糸後スッキリとした方は二重にはこだわらない様子で、
二重になりたいと思った埋没法受けた当時とは心境の変化が診て感じ取れる。

通常は、二重になるために糸を入れて喜んで頂くのに、
抜糸しても喜んでもらえることを知って非常に勉強になる。

これからは抜糸だけのケースにも精通していきたい。
分かりにくい糸では見つけるのに苦労する。
面倒がらずに抜糸するには相当の根気がいる。
# by Dr-komune | 2015-07-31 14:20 | 日常診療の一コマ
埋没法の抜糸_10年以上前の糸
埋没法による二重の術後、10年以上経過しているケース。
まぶたの特定の位置に痒みがある。
しかも、その痒みはふたえのライン近くにある。
糸を取ってほしい。

診察では、合計4本あるだろうとして打合せ。
初回、まず3本抜糸できたが・・・1本足りない。

1本が見いだせない。

さてそこで、後日再度、診察にきてもらって、どこにあるのかを予測してみる。
その日は診察だけ。取れるかどうかは慎重に決める。
はっきりとはしないが、おそらく時々痒みを感じるまぶたの目頭寄りと見込み、
開始。
糸が見つかった!抜糸完了
ふたえのラインはほどんど変わらなかった。(写真で比較)
(糸が古いと、見た目の二重がさほど変化しないことはある)

その後、時間をおいて、再度診察。
痒みは消え、まぶたが軽くなり、肩こりまで楽になったと言う。
その後は時々あった頭痛もなく、心スッキリ晴れやかに感じると・・・本当によくなった。
何年もの間、苦しんだ症状から解放されたこともあり、
喜ぶ笑顔・・・こちらも思わずニッコリに。 
# by Dr-komune | 2015-07-07 13:43 | 日常診療の一コマ
埋没法_しばらくしてから出てきた痛み
術後、半年の診察でのこと。
何度か埋没法を行っているので、定期の診察で来院。
今回はお診察では落ちついていたのだが、・・・


最終の埋没法の修正から約2ヵ月後に痛みが強くなって赤くなってきたという。
約4週間ほどで抗菌剤で改善した、とのことで自然にお回復したので良かった。

こういうケースでは、抜糸を勧めることがある。
抜糸して綺麗な糸を入れ直すためだ。

痛みなどが出たら、早めに相談した方がよい。
# by Dr-komune | 2015-06-20 08:24 | 日常診療の一コマ
ある日の抜糸_他院の埋没法の糸
今日は2例の抜糸を行った。
前回も抜糸していて、2回目の抜糸となる。一人1本づつ、成果は計2本。

無事、お二人ともうまく除去できた。しかも珍しく短時間で終了。

他院の糸は糸の結び目が分からないことがある。
今回も外から見ても分かりにくく、難しそうな糸だったが、運良くピンポイントで抜糸。
腫れもほとんどなく、傷も目立ちにくい。

抜糸前の症状は、まぶたが重くて開けにくい、目の痒み、異和感などであった。
抜糸後、しばらく時間をおいて、症状が軽くなるかを確認したい。
# by Dr-komune | 2015-06-06 20:17 | 日常診療の一コマ
抜糸_見つからない糸
他院での埋没の抜糸を望む方。
今日、抜糸の日だったが、糸を見つけられなかった。

糸による症状がある悩ましいまぶた。
片側の内側目頭寄りに、ときに鋭い痛みを感じるという。
今までに2本取り除くも、あともう1本が見つけられない・・・

定期的に診察を続けることにしてみる。
# by Dr-komune | 2015-05-23 16:22 | 日常診療の一コマ
過去の埋没法_ラインを下げるための抜糸
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他院で行った埋没法(複数回)の糸を当院で切開せずに抜糸。
かなり異和感が解消し、目の症状が回復。まだ残る糸がある?
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埋没の糸を抜糸後のその方が再び来院されたある日のこと。
お久しぶりです、こんにちは。
調子は?・・・。

ご希望を確認するため、診察開始・・・できることなら、・・・、、、
もう少しスッキリと目を大きくしたい。二重幅のの左右差も修正したい。
今回、片方のラインだけを下げて二重の幅を狭めたい・・・という。
その高いラインを支える糸があるはず。
でも高いライン上には糸が視診上まったく分からない・・・
もしその糸が見つかれば、取り除くことで高いラインがなくなる可能性がある。

しかし、抜糸できないかもしれない。糸を捜し出せる確信が持てない・・・
思案中、患者さんには勇気をもらう。相談の末、やってみようか。
ご本人の意向で強く後押しされ、抜糸を試みたところ、、、

自信はなかったが、なんと幸運なことに糸が見つかった!
 「本当に取れたんですか、糸」

患者さんに導かれ、勉強になり、いい経験をさせてもらった。

ラインについては、後日再度診察でチェックすることで、本日は終了。
# by Dr-komune | 2015-05-23 00:13 | 日常診療の一コマ
何とか抜糸できた例_他院での埋没法後の糸
他のクリニックで受けた埋没法重瞼術の相談。
術後、二重幅が大きく感じ、まぶたが重く目が開きにくい感じる。
さらに左こめかみの頭痛も起こる。
たいへん悩んでいる。

埋没の糸のせいなのか、何が原因なのか診てほしい。
糸が原因なら、切らずに抜糸してほしい。
元のところでは切開して抜糸と言われ、ここで抜糸してもらいたい・・・と。

先ず片方のから抜糸を試みることにする。
まぶたの裏側の所見は、結膜は赤くて瞼板たわんで変形している。
異和感の原因の一つと考えられる。
糸にかかる張力が強いと、結膜側に「ゆがみ」が生じる。

左まぶたの訴えが強いので、左から開始する。
す糸は見つかるも、結び目が分からない。
結び目を目尻側に見いだすことができて、無事抜糸終了する。
抜糸に時間がかかったので、片側でひとまず終了。

抜糸後には、結膜の充血と陥没、瞼板の変形が改善。
二重幅・まぶたの重さ・頭痛が良くなるかを時間をおいて観察する。
すっきりとしていただけるよう願う。
# by Dr-komune | 2015-05-16 16:21 | 日常診療の一コマ
切らない換券下垂症と糸の関係_くい込みやすい糸
切開しない眼瞼下垂症の治療がある。切開はしないが手術である。
糸を挙筋(まぶたを開ける筋)にかけ、糸で吊り上げる方法の1つ。
やや特殊な糸のかけ方なので、少々テクニックが要る。
糸が縦方向にかかり、縦方向の動きをサポートし、
目が見やすくなり、目か大きくパッチリする効果が出る。
場合によっては睫毛が外向きになる効果も伴うことがある。

手術は、主にまぶた裏側(結膜)からの操作。
糸でまぶたを吊り上げる分、糸はまぶたの皮膚にくい込む。
・・・ひとによっては直後のダウンタイムになる。
そのくい込み程度によっては、むくんだり、腫れているように感じてしまう。
経過を待つのは難しい方もいる。

糸の食い込みは、小さいえくぼのように目立つが、
やがて徐々に見だちにくくなってくる。
もしも、待てないようなら、よく相談の上で残念だが抜糸を検討する。
異和感には早めに対応する。
# by Dr-komune | 2015-04-23 15:48 | 治療について
埋没糸の抜糸_実際に複雑なケース
ある日の抜糸のこと。
難しい抜糸だったが、無事抜糸できた後、ほほえむその笑顔をみると、私も一緒に嬉しく感じた。

二重のラインを下げる(=ふたえの幅を狭くする)には、そのラインを内側から支える糸を抜糸しないといけない。
何本かの埋没糸が入っている。さて、どの糸を外せばいいのか・・・
見当違いのよく似た場所の糸をと外しても、思った効果は得られない。
見つけた糸から抜糸するのとは違うのが、これまた難易度を上げる。

1本外し、鏡を見る。抜いてすぐには変化がないことがある。
すこし、時間経ってから微妙にラインが変わることもある。
焦らずに1~2週間後の再診察でラインのチェックを忘れない。

そして、ライン確認後に必要ならもう1本抜糸する。

万一、ラインが下がり過ぎて、二重幅が狭くなってしまったら、抜糸でリセットさせたまぶたに埋没を追加する。

抜糸と言えば、糸を抜くという単純なことなのだが、
一筋縄ではいかない難しいケースもあるのである。
# by Dr-komune | 2015-04-06 12:50 | 日常診療の一コマ
埋没法_過去の糸を抜糸したい
二重の抜糸は困難なことがある・・・

埋没を担当したドクターが1人でない場合。
糸が複数本である場合。
残す糸と外したい糸が接近している場合。
糸が触れないなど、糸の場所が分かりにくい場合。
特殊な操作で糸を外れにくくしている場合。
できるだけ切開したくない場合。
完全には二重を諦められない場合。

腫れない抜糸には制限時間を決めて、抜糸に臨む。
糸を見つけられないことがある・・・
# by Dr-komune | 2015-04-01 18:06 | 治療について
眼瞼下垂_片側で軽度の場合
片側のみの眼瞼下垂手術には気を遣う。
左右差が問題。片側しか触れないので、片方にどれだけ似せられるかだ。

以前、切らない眼瞼下垂の手術を一度行っている方が、
何年かして再発したので、今回は切開で治したいと希望される。
手術中、何度か糸をかけ直して左右のバランスを確保する。

二重幅は、眉の位置やまぶたの開き方、弛みが関係するので、若干左右差がでることがあるのは、多少はやむ得ない。
手術前の説明は大切。
目が大きくなると若く元気に見える。しかし、・・・
年齢によってはあまり上がり過ぎない方がいい。
特に年齢が高くなってくると、パッチリ開くと外見上の異和感を覚えてしまうので、
年齢相応の状況もよく考えて、挙筋縫合の調整を考えたい。

眼瞼下垂症の手術では、黒目の見え方を左右で揃えることを優先する。
# by Dr-komune | 2015-03-01 20:00 | 日常診療の一コマ
埋没法術後_目ヤニ 痒み を伴う異和感
埋没法の術後は2週間以内に診察する。
ラインの状況と異和感のチェックのためである。

両側埋没法の術後、片側のみ、異和感がある様子であった。
結膜には1ヵ所わずかな浅いえくぼ状の変化を認めたが、ラインがよかったので、
観察とした。
少し間をおいて再度診察したところ、結膜は一部赤く、えくぼ状の陥凹は消失。
しかし、少し異和感が少し続く様子。まぶたには痒みもある。
アレルギーとの判別が難しい状況であったが、少し異和感が続くため、抜糸を提案。
後日、
刺激の原因となる可能性がある糸を抜糸、同じ日に再度新しい糸で二重を作った。
これで、異和感の元となる疑わしい糸はなくなり、新しく安全な糸になった。

結果的に修正を行うことになったのだが、
このような異和感がありしっくりこない場合、
古い糸を取って、新しい糸との入れ替を早めに行うのもいい方法であろう。
早くすっきりして頂くことが良かったケースである。

ただし、ラインを非常に気に入っている場合など、ご本人が抜糸したくないとういことなら、無理には抜糸しづらい。
# by Dr-komune | 2015-02-27 14:49 | 日常診療の一コマ
ふたえ_糸自体が気になる場合
ときとしてパーフェクト以上を求められる。
できる限り、ご希望内容に沿ってお応えする。

埋没法の糸の極僅かな痕跡をかなり気にされるケースでは、
糸が見た目に分からなくとも、僅かな膨らみなど気になる方もいる。
ふたえになったご本人は毎日鏡を見るし、術者は術前術後の写真を確認しながら、診察ではつぶさに観察する。そうすると糸の場所をその都度確認することで、記憶に残ることになる。
ご本人が糸が分からない場合でも、私たちには観察できてしまうことがあり、
ドクターには糸の存在を察知できることがある。
術者にとっては、糸の名残が見えてしまう・・・見つけてしまうともいえようか。
この「見える」「見つける」があるときには大切になるし、余計な心配をしなくてもいいよう導いてあげることも大切。一般の人には分からないし、見えないもの・・・だから。
見えないものは忘れて前向きな気持ちにになってすっきりするのがよいとも言える。

ただ、あまりにも術後に糸が気になりそうな方では、
腫れない埋没法でも満足を得るのは難しくなる。
見えない糸自体を何かしら大きく感じるようなら、埋没法も不向きかもしれない。
# by Dr-komune | 2015-02-18 11:11 | 日常診療の一コマ
埋没法_痛みを経験
以前に行ったふたえの糸が原因で、ずきんと痛んだことがある方であったが、
今は痛みがなく落ち着ついている。
しかし、その過去の痛みが心配されている様子がうかがえる。
万一、また痛みに襲われると思うと、不安になるのだろう・・・
お気持ちを察すると、何とか抜糸してあげたいと思う。
# by Dr-komune | 2015-02-15 00:02 | 日常診療の一コマ
ふたえ_ダウンタイム
人目に見てほとんど腫れない埋没法式二重瞼手術をおこなっても、
さすがにダウンタイムが48時間もない方では、困ってしまう。
評価に厳しいお方では、手術困難と判断することになることがある。
ダウンタイムが起きてからでは、どう説明してもいい訳になってしまうようであり、
なんとも申し上げにくい。
ダウンタイムが許される時間をとって来て頂くしかないだろう・・・と思う。
手術は行えばいいが、マイナス要因は術前に排除できることについては、
調整をして取り除いておかれたい。
# by Dr-komune | 2015-02-10 10:11 | 治療について
埋没法_ふたえのラインが少し足りない
左右差が気になる。
片方のラインを外側までのばしたい・・・。

もう1本の糸を追加する予定とした。
それまでの期間、理想のメークを求めて、いろいろと考えて頂くこととする。
# by Dr-komune | 2015-01-29 17:11 | 日常診療の一コマ