この春休み中は手術希望が増えて・・・
最近、3月中に手術をしたいというお問合せが多くなってきている。
ワキガの手術(腋臭症手術)については、抜糸までに2週間かかる。
抜糸までに余裕をもって経過をみるなら、3月中旬までには手術するのがよい。

春休みは、学生さんにとっては進級の準備でもあり、忙しいとき。
始業式、卒業式、入社式、研修会参加などに手術を間に合わせないといけない・・・
日程的にかなりハードになる。
できるだけ急いでご希望に添えるように努力するが、
手術はできるだけ安全にできるように日程をくみたいと思う。
# by Dr-komune | 2016-03-15 16:50 | 日常診療の一コマ
ふたえ 埋没法_抜糸のための切開について
他院で切開して抜糸をして、初診に来られた方。
数ミリの切開線がピンク色に見える。

できるだけ切開はしない方法で解決を図るのが望ましい。
やむを得ない場合のみに切開は制限したいと考える。

切開せずに済む方法、納得のいく方法を考えてあげたいと思う。
# by Dr-komune | 2016-02-28 08:06 | 治療について
手術後1ヵ月のある感想
ワキガの手術を行った方の術後1ヵ月半の想いについて。
ワキの臭いはなくなったのはいいけれど、
切開する手術方法よりもっと簡単に、キズ跡も残らないような手術がよかった・・・と感じている様子がうかがえた。

費用はかかってもいいということ、
最新の切開しないワキが治療をご希望ということ、
このご希望をかなえるなら、切開しないワキガ治療を選択するのがよい。

切開後のキズ跡は、半年から1年かけて緩和していく。
緩和治療にしっかりと取り組むことでかなり改善してくる。

術前説明をあらためて考えさせられる一場面である。
# by Dr-komune | 2016-02-27 13:46 | 日常診療の一コマ
ある一定以上のレベルのご質問_診察の場で
ドクターが回答する。
電話ではスタッフが対応している。
スタッフも一定の知識はもっているが、内容によってはドクターが答えるようには回答できない。
医師ではないのにお答えしにくい内容があるのはご理解願いたい。
診察でお答えするのが、すなわち診察である。
そこには診療技術としての初診料がかかるわけである。
# by Dr-komune | 2016-01-30 19:42 | 治療について
診察の意味_ワキガ術前の 診断と説明
気になる汗がどう診断されるのか。臭いの質的な診断が問われる。
何由来の臭いなのか。
自己流の診断ではなく、医療機関での診断であることの意味・・・について
考えて受け止めてほしい。

ご本人がワキガと思う場合(自己判断)であっても、
診察所見にもとづく診断(医師判断)は率直に受け止めてただきたい。
なによりも、気になるという臭いについて患者と医師の両者に共通の認識が必要。
医師と患者の臭いに対する認識や誤差・ギャップをできるだけ埋めておくようにして
治療効果の勘違が起きないようにする。

実際にワキガなのか、ワキガの程度はどうなのかを調べるのが診察の目的である。
診断結果が納得いく場合も、そうでない場合もある。

診断は事実の所見に沿って総合的に決められる。
臭いに対して大きなストレスを持っているようなケースでは、程度の小さな診断結果は意外に思え、悩みを分かってもらえないような気になるであろう。
このような場面では、悩みの大きには理解を示しつつ、「本日の証拠」に基づいて「本日の診断」をお伝えすることになる。

治療できる臭いと、治すことが難しい臭いがあり、この区別もつけておく。
過去の体験と憶測による、主観的な臭いの感じ方はできるだけ排除し、治すことができるワキガかを慎重に判断すべきと考える。

治療するとなれば、、、
(ご本人が問題とする)臭いの質・強さの程度、かぎ分ける嗅覚力によって
治療の質や効果の感じ方は異なるかもしれない・・・
「治療対象となる臭い」に狙いを定めて説明してもらうことがとても重要になる。
# by Dr-komune | 2016-01-05 08:33 | 治療について
ワキ臭が極少ない場合_治療選択について
臭いの相談を受けて・・・あまり臭わない、ほとんど臭わない。
汗の臭いに困っているという・・・

治療するにも、臭いがないと、臭いの治療はご案内はしにくい。
取れる臭い、除去可能な臭いが見当たらないならば、治療ができない=治療の対象がなくなる、から。

臭いが極めて少ない場合、
その極小の臭いを僅かながらでも除去する努力は惜しまない。
臭いが取れるかどうか、やってみて、それぞれの治療にかけてみる。

種々の治療の中で、それぞれのドクターの術前説明をよく聞き、質問し、答えを理解して治療方法を選択するようにする。
選んだ理由とその結果に納得がいくように。

迷ったならば、セカンドオピニオンを求めるのを厭わない。
違う先生の診察を受けてみるのもよし。
他の選択肢を得ておくことは大切。
# by Dr-komune | 2015-12-17 08:06 | 治療について
ワキガ_臭いが少ない場合
ワキガでも程度と悩みのストレスは、人によって様々。
一般的に、臭いの程度が少ない場合には、取れる臭いも少ない。
少ない臭いを完全に取るには、技術的にも完全さが求められる。

ワキガで臭いが少ない場合、完全に臭いをなくしたいというお気持ちをよく伺う。
臭い少ないが故に完全な結果を問われるのである。

少ない臭いだからといって、簡単ではない。
逆に、完全に無くせるかに神経を使う点で、難しさがある。
# by Dr-komune | 2015-12-15 14:51 | 治療について
目が重い_ボトックス後・・・相談
表情じわを緩和する注射、ボトックス後のこと。
シワは取れてツルッとした、よかった。
しかし、目が重くなったのが気になる・・・
上まぶたがよれてしまい、他のシワが増えたのも気になる・・・

このケースでは眼瞼下垂には当てはまらない。
あえて言えば、一過性のまぶたの重さの自覚症状、と言うことろだろう。
これを治すのは美容外科治療で保険適用外となる。
一過性の眼瞼下垂様症状は、しばらく待てば治ってくる。
ボトックスの効果が4ヵ月以降、徐々に弱くなるから改善の見込みが明らかなので。

ボトックスを受けるときには、目の変化の説明を受けておくこと。
もしかしたらを想定しておくこと。
困ったときは、対応策を聞いておくことが大切。

一時的に重くなったなら、軽い埋没法程度で様子をみるのがいい。
糸はいらなくなったら、抜糸して元に戻せる。

何年後か加齢のため、本当に上まぶたが落ちてきたなら、眼瞼下垂として治療。
見えにくいなら、そのときは保険適用の切開を検討するだろうと考える。
# by Dr-komune | 2015-12-14 18:17 | 日常診療の一コマ
臭う ? 汗_臭いの感受性、違い分かる?分からない...
腋臭症(ワキガ)のわき汗と、
多汗症(汗の量が過剰)のわき汗では、
その臭いとは明らかに異質の臭い・・・別次元の臭いである。

腋臭症(ワキガ)の臭いを多汗症のそれと混同している可能性があれば、
質の違について説明をうけることが大切。

わき汗の臭いが気になるんだけれども、「何となく臭いが気になる」というような
曖昧な表現しかできない人では特に、自身が気になるワキ汗(「この臭いです」と)を担当ドクターにしっかり伝えること。
その臭いを診察してもらい、取れるのか、なくせるのか、どの程度少なくできるのか・・・ある程度は見込みを確認してもらおう。期待できる臭いへの治療効果の目安をもらえれば聞いておこう。
ドクターの治療手技によっても、返事は違ってくるだろう。

実際の診察では、気恥ずかしいせいか、気になる臭いを教えてくれない場面もある。臭いをはっきりとした自身の表現でアピールできないなら、治療としては不完全に陥りやすくなるのはやむをえない。
治療上の注目すべき主訴(訴え)としての意味を持つ症状(どんな臭いか)・・・これを明らかにしないなら、正確な診断・治療につながらない。

かなりナーバスな方の中には、完全に無くすことはできない臭いもある。
普通の汗は残るということだから。
# by Dr-komune | 2015-12-13 08:30 | 治療について
ワキガ_診察を受けて診断にいたるストーリー
すっと困っていた。悩んできた・・・
友達にも言われたことがある。
自分はワキガなんだ・・・
以来、ワキガだと思って今まで過ごしてきた。

このような思いについては、そっくりその想いそのまま
初回の診察でその悩みをしっかり受けとめたい。

今日はワキガの相談で勇気をだして診察にやって来た。
ワキガの悩みがあります。完全に取れますか?
ワキガかどうかを診察しましょう。
自分でワキガだと思っていることと、
病院でワキガと診断してもらうことは違うんですよ。

汗が気になることと、その原因がワキガによるものかどうかは別。
気になっていることを病院で相談するためにやって来て、そして診断してもらう。
診断は医者が決めて、診断となる。
診断によって病名が確定する。治療方法が考えやすくなる。
診断は、周囲の言動や噂、家族の意見、自己判断による思い込みとは意味が違う。

診察の最後に診断を冷静に受け取っていただき、受け止めてほしい。
診察には診察の意義がある。電話やメールでは伝わらないのである。
# by Dr-komune | 2015-12-09 14:41 | 治療について
わき汗_どんな臭いを気にしているの?
「わき汗が気になるんです」・・・診察してみると、
わき汗が気になる方で、ワキガではない方がいる。
耳垢は湿っぽいことが多が、あくまでも参考の所見である。

診察では軽度のワキガ臭までを診断のため確認する。
臭いを判定しても、ワキガ臭が明らかにならないことがある。

気になる臭いはどの様な臭いなのか・・・
ワキガ臭(アポクリン腺由来の臭い)ではない場合、
気になっているのは、どんな臭いかを患者とドクター、または医療スタッフと確認し合った方がいい。
どの臭いを無くしたいのかの取り違えをしないために。どの臭いがどうなのか・・・を。

自分の言葉で臭いの悩みを具体的にドクターに伝えられるともっといい。
# by Dr-komune | 2015-12-03 15:00 | 日常診療の一コマ
ワキガの臭いが無い_手術できない場合
ワキガの診断名=腋臭症。
ワキガ=アポクリン腺が原因。
手術では、アポクリン腺を切除。
完全に切除=臭いを治せる。

診断がつけば、保険適応の手術が可能。
臭いが見いだせないなら、診断が得られない。
アポクリン腺の臭いが見当たらなければ、保険で手術できない。
この場合は保険で除去できない汗の臭いとなる。

保険治療のみを望むが、手術に保険が適用にならない場合、手術できない。
保険では手術をしてあげられない保険制度上の壁がある。
保険適用外での手術は可能、ただし10割負担となる(手術と効果は同じ)。
# by Dr-komune | 2015-12-01 23:55 | 治療について
偽りのワキガのレッテル_限りなく ◯◯ハラスメント
ワキガに関する診察で、ワキガの診断に至らないことがある。
体にワキガ臭を認められないケースである。
 
例えば、、、
職場などで上司から臭うので治してくるようにと言われたらしい。
診察では、ワキガの臭いは証明されない。

明らかなワキガなないのに、汗の臭いがあるからといって、
腋臭だという決めつけがなされる・・・。

汗臭い=ワキガ、と考えてしまうのは間違い。
周囲の誰かに誤った診断を受けたために、ワキガになってしまった。
私はワキガなんですと、精神的にワキガになってしまっている。

謂われないことで、心の傷は深くのこる、罪な振る舞いである。
# by Dr-komune | 2015-11-21 17:46 | 日常診療の一コマ
わきが_自分では臭いがしない人もいる
悩みの状況・・・
周りから体臭を指摘されて以来、ずっと気になっている。
しかし、自分では体臭がわからない=臭いがしない。
自覚がないのに、他人には臭うと言われてしまい、悩む。

このような場合、手術してもご本人には術後の体臭の改善度がわかりにくい。
臭いが軽微なら、手術以外の選択肢も残っている。
悩みの原因が臭いである場合と他人の言葉やしぐさである場合がある。
わきがの臭いは手術で治すことができる。
わきがは臭いを自覚している方では治ったと分かる。

術前の臭いの判定が診断として重要である。
手術の目的が曖昧にならないようにしたいので、ご本人様には体臭を理解してほしいと思う。
的確に臭いを自覚していらっしゃらない方のわきがを治すことは難しい。

臭いの悩みと向き合うこと、理解を示すことが簡単なようで、難しいと思うことがある。
                      
# by Dr-komune | 2015-10-25 20:05 | 日常診療の一コマ
miraDryと効果_施術時の設定条件
最近のわきが治療装置について横浜の学会で勉強する機会があった。
施術中の操作方法の設定で効果をかなり良くすることができるようだ。
機器の設定値は安全でないといけない。
安全性の範囲において強めに工夫すると効果に違いが出るようである。
また、術後の一時的な手のしびれも報告されている。
# by Dr-komune | 2015-09-24 15:01 | 治療について
ワキガの臭い_どれほど無くなるの?
臭いが気になる、全部無くしたい・・・臭いとれますか?と聞かれることがある。

ワキガの診断は、汗の元である汗腺のうちのアポクリン腺があるかどうかによる。
ワキガの治療は、手術では汗腺の切除によってワキガの臭い除去を目的とする。

自身の体に独特の臭いがする悩みの原因となっているアポクリン腺がなくなれば、
ワキ周辺からワキガ臭をなくすことができる。
はたして・・・どれだけアポクリン腺を切除できるのか・・・
・・・腺の切除量については、
多めの方ではそれだけ多く取れ、少なめの方では(全部取ったとしても多くはないから)取れる量は少なめになる。
アポクリン腺がないか、少ない場合には、手術で少ないが切除することができる。
少ないが線を切除すると、(理屈の上では)少なめの弱い臭いもなくなることになる。

臭いの改善度は切除量に応じて得られ、アポクリン腺をtたくさん持っているほど、臭いの無くなり方が大変ハッキリと感じられ、改善度はより一層大きくなる。

いろいろな治療方法の中で、外科的切除による線の除去率が高いほど、根治的信頼度が高くなるのが手術治療。
他のどの治し方でも、腺を減量すれば、腺が減った分は良くなるだろう。
ただ、治療で減らしても腺が残っている程度によって、ワキガ臭の残りが問題となることがある。
# by Dr-komune | 2015-09-23 08:11 | 治療について
汗の質的な診断がキー_ワキガ「腋臭症」
ワキガ「腋臭症」には診断をもって保険適用し、保険で手術を受けられる。
自分自身を正確に知るために、汗の診察を受けて診断を知ることはとても大切。
自分で思いつく自己診断と結果が違っても、もう一度よく考えるきっかけになるだろう。思い当たることから自分で汗を判断してみて、さらにもう一歩踏み込み、それがどういう状態なのか、治療の対象になるのか・・・を専門医にジャッジを求めることにする。できるだけ客観的に汗の性質と程度を判定してもらうことだ。

ワキガ独特の臭いはしっかりとした治療をうけないとなかなか改善は望めない。
中途半端な施術では、臭いが僅かに残ったり、再発する例があり、来院される現実がある。
独特に臭いは、少なくなっただけでは納得いかない方がいることを患者さんが教えてくれる。
逆に、ワキガでない汗の臭いは、BOTOX注射などの手術以外のその他の治療でもかなりよくなる。
# by Dr-komune | 2015-09-17 08:17 | 治療について
汗が臭う_臭い質の違いと思い込み
汗の臭いとワキガの臭いは全く違う。
少し強い汗に臭いをワキガと思い込み、勘違いしてワキガと思って悩んでいる人もいる。
ワキガの要素は少ないと診察でお伝えすると、納得いかない方・・・実は案外多い。

自分がワキガでないことに戸惑いと「この汗の臭いは何なのか?・・・」と思う気持ちは察するによく分かる。
今まで辛い思いをしてきた過去を背負ってきたのだから、このことに理解してあげることは大切だと思う。
# by Dr-komune | 2015-09-16 19:31 | 日常診療の一コマ