臭いが気になる、全部無くしたい・・・臭いとれますか?と聞かれることがある。
ワキガの診断は、汗の元である汗腺のうちのアポクリン腺があるかどうかによる。
ワキガの治療は、手術では汗腺の切除によってワキガの臭い除去を目的とする。
自身の体に独特の臭いがする悩みの原因となっているアポクリン腺がなくなれば、
ワキ周辺からワキガ臭をなくすことができる。
はたして・・・どれだけアポクリン腺を切除できるのか・・・
・・・腺の切除量については、
多めの方ではそれだけ多く取れ、少なめの方では(全部取ったとしても多くはないから)取れる量は少なめになる。
アポクリン腺がないか、少ない場合には、手術で少ないが切除することができる。
少ないが線を切除すると、(理屈の上では)少なめの弱い臭いもなくなることになる。
臭いの改善度は切除量に応じて得られ、アポクリン腺をtたくさん持っているほど、臭いの無くなり方が大変ハッキリと感じられ、改善度はより一層大きくなる。
いろいろな治療方法の中で、外科的切除による線の除去率が高いほど、根治的信頼度が高くなるのが手術治療。
他のどの治し方でも、腺を減量すれば、腺が減った分は良くなるだろう。
ただ、治療で減らしても腺が残っている程度によって、ワキガ臭の残りが問題となることがある。