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切らない換券下垂症と糸の関係_くい込みやすい糸
切開しない眼瞼下垂症の治療がある。切開はしないが手術である。
糸を挙筋(まぶたを開ける筋)にかけ、糸で吊り上げる方法の1つ。
やや特殊な糸のかけ方なので、少々テクニックが要る。
糸が縦方向にかかり、縦方向の動きをサポートし、
目が見やすくなり、目か大きくパッチリする効果が出る。
場合によっては睫毛が外向きになる効果も伴うことがある。

手術は、主にまぶた裏側(結膜)からの操作。
糸でまぶたを吊り上げる分、糸はまぶたの皮膚にくい込む。
・・・ひとによっては直後のダウンタイムになる。
そのくい込み程度によっては、むくんだり、腫れているように感じてしまう。
経過を待つのは難しい方もいる。

糸の食い込みは、小さいえくぼのように目立つが、
やがて徐々に見だちにくくなってくる。
もしも、待てないようなら、よく相談の上で残念だが抜糸を検討する。
異和感には早めに対応する。
by Dr-komune | 2015-04-23 15:48 | 治療について
埋没糸の抜糸_実際に複雑なケース
ある日の抜糸のこと。
難しい抜糸だったが、無事抜糸できた後、ほほえむその笑顔をみると、私も一緒に嬉しく感じた。

二重のラインを下げる(=ふたえの幅を狭くする)には、そのラインを内側から支える糸を抜糸しないといけない。
何本かの埋没糸が入っている。さて、どの糸を外せばいいのか・・・
見当違いのよく似た場所の糸をと外しても、思った効果は得られない。
見つけた糸から抜糸するのとは違うのが、これまた難易度を上げる。

1本外し、鏡を見る。抜いてすぐには変化がないことがある。
すこし、時間経ってから微妙にラインが変わることもある。
焦らずに1~2週間後の再診察でラインのチェックを忘れない。

そして、ライン確認後に必要ならもう1本抜糸する。

万一、ラインが下がり過ぎて、二重幅が狭くなってしまったら、抜糸でリセットさせたまぶたに埋没を追加する。

抜糸と言えば、糸を抜くという単純なことなのだが、
一筋縄ではいかない難しいケースもあるのである。
by Dr-komune | 2015-04-06 12:50 | 日常診療の一コマ
埋没法_過去の糸を抜糸したい
二重の抜糸は困難なことがある・・・

埋没を担当したドクターが1人でない場合。
糸が複数本である場合。
残す糸と外したい糸が接近している場合。
糸が触れないなど、糸の場所が分かりにくい場合。
特殊な操作で糸を外れにくくしている場合。
できるだけ切開したくない場合。
完全には二重を諦められない場合。

腫れない抜糸には制限時間を決めて、抜糸に臨む。
糸を見つけられないことがある・・・
by Dr-komune | 2015-04-01 18:06 | 治療について