腋臭症の術後_手術の効果が及ぶ範囲と限界
2週間でワキの縫合糸を抜糸する。
2週間以降、創部ガーゼの汚れがなくなると、ガーゼ交換を終了することができる。
ガーゼをしなくなってから、臭いや汗がどれだけ取り除かれたを観察していく。
手術部位であるワキの範囲においては、術前の臭いや汗は改善する。

一方、ワキ以外の汗が多い人では、術後も
例えば背中・首・胸などの場所の汗は出てくるので、汗っぽさは残るたろうし、汗の量によっては汗の臭いがするだろう。
この種の汗の臭いはワキガとは異なる別の臭いであり、軽めの簡単なデオドラント対策を行うのがよい。ときには、衣類用の消臭剤、芳香剤の使用も考えていいと思う。

ワキガにはあたらない汗っぽい臭いは体臭として残ることなある。
ワキガ臭はなくなっていることに術後気付くご様子で、ほとんどの方は術後の効果に納得される。
by Dr-komune | 2017-06-10 11:53 | 治療について
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