埋没法の抜糸_10年以上前の糸
埋没法による二重の術後、10年以上経過しているケース。
まぶたの特定の位置に痒みがある。
しかも、その痒みはふたえのライン近くにある。
糸を取ってほしい。

診察では、合計4本あるだろうとして打合せ。
初回、まず3本抜糸できたが・・・1本足りない。

1本が見いだせない。

さてそこで、後日再度、診察にきてもらって、どこにあるのかを予測してみる。
その日は診察だけ。取れるかどうかは慎重に決める。
はっきりとはしないが、おそらく時々痒みを感じるまぶたの目頭寄りと見込み、
開始。
糸が見つかった!抜糸完了
ふたえのラインはほどんど変わらなかった。(写真で比較)
(糸が古いと、見た目の二重がさほど変化しないことはある)

その後、時間をおいて、再度診察。
痒みは消え、まぶたが軽くなり、肩こりまで楽になったと言う。
その後は時々あった頭痛もなく、心スッキリ晴れやかに感じると・・・本当によくなった。
何年もの間、苦しんだ症状から解放されたこともあり、
喜ぶ笑顔・・・こちらも思わずニッコリに。 
by Dr-komune | 2015-07-07 13:43 | 日常診療の一コマ
<< 埋没法の抜糸後_表情の変化 埋没法_しばらくしてから出てきた痛み >>