眼瞼下垂症_ご希望の目とは、さていかに
目のイメージをできるだけ共有してみようと思う。

眼瞼下垂手術は、開きにくくなった目を開く手術。
この場合は保険適用になる(美容ではない)。
術前の依頼は様々・・・
例えば、
「目つきを変えたくない、雰囲気を大きくは変えないでほしい」
「手術したと思われたくないの」
「ギョロッとした目にしたくないんです」

「知人が同じ手術したが、術後、人が変わったような目になっている
そのようにはなりたくない  先生できますか」
「見えるようにしてください 見えればいいと思っています」
「まぶたが少し上がれば満足です」
「自然な感じの目ににしてください」
「元々はひとえでしたが、軽いふたえなら受け入れます」  ・・・・ などなど

小さめの切開でコンパクトに操作する
皮膚は切りすぎず、あえて残すようにする
ふたえの幅は控えめにするか、奥二重にとどめる
目の開き方を八分止まりにする、開き方は控えめにする
手術中の最後に仕上がりを確認する
下垂が軽度なら、場合によっては、切らない手術を適用できるか検討する
眉あげ反応を抑制する

男性と女性で感じ方、考え方が異なるが、
色々と依頼されるが、目が大きくなる分、それだけキリッとした印象になる
いい意味で印象が変わる
目が開きやすく、かつ、異和感が最小限になるようにしたい
術後の目の変化は効果と共に、多少とも受け入れて頂く必要がある
by Dr-komune | 2014-09-23 08:17 | 日常診療の一コマ
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