結膜炎のあるふたえの術後
埋没法ふたえ術後の腫れ方について。
通常はほとんど腫れないのですが、結膜炎の程度が強い方では、注意が必要。
コンタクト性の軽い炎症から、花粉症などによる強いアレルギー性結膜院まで程度は様々。
通常、炎症が強いと止血しにくく、また少しむくみやすい傾向となります。

ある日のこと、
いつものように腫れないふたえ手術に取りかかった。
中でも、術直後から急に腫れてきた方がいらっしゃって、本当に心配しました。
アトピーが関与するのか、その他のアレルギー性の体質が関連するのか、薬剤性の刺激なのか・・・点滴や、点眼、外用剤、冷湿布で処置を行って、腫れが最小限にとどまるように配慮を尽くしました。
こんなこともあるものなんですね、と教えられました。
この数年で私が手術した中で、最も腫れたまぶたと言え、反省いたしました。

その後のご快復、近日中のお仕事が無事終わりますように願っています。
ほとんど腫れないようにしてあげたかったが、まれに結膜の炎症から術後に炎症が増強することもあるということを学ばせていただきました。
この経験をもとに、さらに精進していいふたえ手術をしてまいります。
by Dr-komune | 2011-02-05 14:53 | 治療について
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